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ようこそ茅葺の里 白谷荘歴史民俗博物館サイトへ

茅葺古民家白谷荘でノスタルジックなひと時を・・・・・
古民具・生活古民具・書類・昔なつかしい貴重な資料をご覧ください!!

Introduction
ご紹介

マキノ高原へとつながる有名なメタセコイアの並木を抜けて北へ少し車を走らせると雪深い「白谷(しらたに)」の集落にでます。マキノ町白谷集落の山際の一角に、築250年程の茅葺古民家を利用した白谷荘歴史民俗博物館はあります。庄屋を務めた家の母屋ですが、江戸時代には寺子屋として、また明治期より戸長役場(こちょうやくば)や寺子屋、40番(尋常)小学校、彦根地方観測所分館にも利用されて村の中心的な役割も担ってきました。
 当館は、近江最北のこの地域と若狭地方に分布する大浦型(おおうらがた)と呼ばれる住宅で、入母屋(いりもや)屋根の平入り(ひらいり)とし、玄関を建物のほぼ中央に造っていることが最大の特徴です。移築されていない地域の建物で民家の型式は「六ツ住まい」(むつずまい)と呼ばれる平面形式となっています。
内部の史料に古文書・教科書・古民具があります。昭和59年(1984)に国立資料館(現国文学資料館)が行った白谷村関係の近世・近代の古文書調査を皮切りに、その調査は現在も続いており、江戸時代の庄屋としての記録からは当時の白谷村や地域の様相をリアルに感じることができます。
 江戸時代から近代・現代まで、寺子屋や尋常小学校として使用されてきた当館だからこそ残る教科書類も、とてもユニークで重要な史料といえます。江戸時代に使われた寺子屋の教本や古い教科書類は挿絵(さしえ)だけ見ても当時の様子が伺えてその時代背景が感じられます。地元の中江藤樹先生のこと、大地震(稲村の火)のこと、鉄道のこと、飛行機のこと、子供の遊びのこと、生活作法や礼儀のことなど様々です。戦後、読んではいけない部分を墨で黒く塗りつぶした黒本も残っています。これらはいずれ、日本の教育史を振り返るときに欠かすことのできないものです。一部を展示しています。
民具は豪雪地ならではの生活民具や山仕事の道具、農作業の道具などが展示されています。白谷地域の民具、県内全域の生活民具が展示されています。

白谷荘とマキノ町白谷界隈

Shiratani-so and Makino-Shiratani araund

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白谷荘 春

白谷荘 夏

白谷荘 秋

白谷荘 冬

敷地内の桜

花桃

獅子舞

白谷荘庭に鹿

海津大崎の桜

海津大崎石垣

メタセコイア並木

マキノ高原


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